ハーブの冬仕度
こんな身体になってからはハーブたちの手入れもままならない。
クリーピングタイムが落ち葉に埋もれていたので、トングで丁寧に取ってやる。
8割がたは取れたろうか?
元気な時ならタイムのスパイシーな芳香に包まれながら、時も忘れて作業できたのだが。。。
今はもういっぱいいっぱい・・・これで勘弁してもらうとしよう。
ふと脇を見るとスイートバジルが2鉢。
下葉が落ちて茎先にのみ葉が残る寒々しい姿を晒している。
そんな姿を見るとなんとも申し訳なくて。。。
東南アジアでは当然「多年草」なバジルも、日本では悲しいかな「一年草」なのだ。。。
屋内に取り込み越冬させてもいいが、冬の窓辺の日差しだけではやっていけないだろう。
育成灯はあるものの、5W・3灯LEDなので鉢の大きなバジルにはコンパクトすぎる。
ならば育成用蛍光灯を使えばいいか。あとでネット検索してみよう。
あとは、なんだ?
そうレモングラスがいたっけ。
こいつも東南アジア産のため寒さには弱い。
それでもバジルと異なり関東以南では路地でも越冬できるため、手はかからない。
現にうちのレモングラスは昨冬を乗り切った鉢たちだ。
地上部は枯れるものの根は地中で休眠し、初夏の頃には稲のような葉を茂らせてくれる。
玄関脇など寒風や雨雪を避けてやるとしよう。
ミント類はまだ緑の葉を茂らせているが、12月から年明けには枯れ始めて休根に入るだろう。
ミントがはびこる我が庭は、冬季ミントの姿が消えると痛々しいくらい寒々しく映る。