そのローズマリーが欲しかった。。。
本朝、送迎車で町中を走っていると一方通行の細道で渋滞に捕まった。
着くまで時間かかりそうだなぁ〜と車中でグッタリしてると、道路脇の門扉に目が止まった。
門扉横から車道の端(歩行帯)に見事なまでの「這性のローズマリー」が茂っていたのである。
とくにラベンダーとローズマリーの茂りに敏感な私はこういうの絶対に見逃さない。
それはそれは見事なまでのボリュームで、こんもり・ウネウネ茂っており、
羨ましい〜〜〜〜〜〜と窓に額を押し付けて眺めていると、
その家の奥様とおぼしき女性が門を開けて現れ、その見事なまでのローズマリーに突然ハサミを入れ始めた。
大型の園芸バサミで濃厚なグリーンのローズマリーたちをバッサバッサ切り取っていくではないか!
多分、歩行帯にはみ出てるからその辺をかんがえて剪定してるんだと思った。
それにしてもカットされた枝は、ものすごい量だ。
S&Bハーブならばいくらになるんだ?と考えてしまうほど。
その時、車が動き出し、
「イイなぁ〜 イイなぁ〜 羨ましいなぁ〜 欲しいなぁ〜」と思いつつ顔を車中に戻そうとした時、
その奥様の足元にすでに膨らんだ半透明の大きな袋が見えた。
そう、ゴミ収集用のあの袋。
次の瞬間、奥様はカットしたローズマリーの枝を袋に乱暴に詰め込み始めたではないか!
「?!!」
ええっ!! そのローズマリー全部捨てちゃうの?〜
ゴミじゃないでしょ!それって!
マジで〜
そんなぁ〜もったいない〜
「そのローズマリーの束、くださぁ〜〜い!」
一方通行だからUターンできないし、あとから続々クルマ来てるし、
降りて奥様に交渉できないし。。。
あのローズマリーの束が焼却場行気になったかと思うと、
なんかすご〜く落ち込みました。。。
あれだけあったら、
飽きるほど、水挿しできたのにぃ〜〜