香草生活

小じんまりとハーブを育成中。「水挿し発根」にこだわり、ラベンダーの発根率も好調!

ローズマリー危機一髪!

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何の変哲もない這性のローズマリー
品種は札に書いてないため分からない(あちこちのホームセンターや園芸店でよく見かける品札だ)。

うちには今まで這性のローズマリーがなかった。
正確には、かつての取り木で生き残った這い性のひと枝がかろうじて庭の隅に存在するのみ。
今年ももちろんローズマリーの挿し芽・発根には成功しているが、すべて立性(マリンブルーとかマジョルカ種とか)。
そこで挿し芽用に這性の苗が欲しかったが、ホムセンや園芸店に行くたび見かけるのは立性ばかり。。。

それが6月になると行きつけのホムセンに這性の苗が入るようになった。
そこで挿し芽用、育成用に合わせて3苗買ってきた。
画像から分かりにくいが、すでに挿し芽用に数本の枝先をカットしてある。
そのため、このポッドは室内に置いている。

場所は南の窓際。
陽が入るとそれなりに日光は浴びるものの、直射日光には照射量は敵わない。
その分曇りや雨の日には育成灯を半日はあてている。
ちなみに・・・窓の外はベランダでそこに置けるのだが、かつてそこに置いた鉢物はミント類を除き、枯れさせてしまった苦い思い出がある。

もちろんローズマリーやセージなどは「乾燥気味」にしていたのだが、それでも萎れることもなくある日突然に葉先が黒ずみ、葉色が黄色くなり、やがて茶色になって枯れてしまった。。。
乾燥させすぎたと悔やんで、今度は「水切れ」に注意して補水を行うと、これもまた萎れること無く、しかし徐々に全体が茶色になり枯れてしまった。
このことがあったので、今回は外に出さず室内で過保護に育てていたのだ。

約3週間「乾き気味」に手入れをしてきた。

枝先がクタッ~と萎れがちになるとたっぷり補水。

または、葉の厚み(肉厚)が薄く細く小さくなったり、

緑色の葉色がかすれてきたり、枝というか茎が硬く細くなったら補水。

それを心がけていたが・・・

今週に入り、補水してももとの葉厚や茎の太さに戻らなくなり、内心焦っていたのだ。

補水してもダメとは?
水が足らないのか?

いや、ここで水やりすると土が乾かず根が腐るかも?

ラベンダー師匠に聞いてみるか?

いや、まずは自分で出来ることをやってからにしよう!

そしてググってみたが・・・

まぁ引っかかるのはお決まりの「枯れる原因」ばかりで。。。。
自分の症状には当てはまらないものばかり。。。。

各所の園芸ランキングでトップ範囲のサイトを見ても全く役に立たなかった!
園芸ガイドブックに載ってるお決まりの方法ばかりで。。。

半ば諦めていたとき、あるQ&Aの回答でベストアンサーでないものの、「そんなときは、水切れ・日光不足を疑え」とアドバイスした人がいた。

「ん?日光かぁ?」

自分としては直射日光ではないものの南の窓辺でそれなりに陽に当ててたし、先にも述べたように育成灯で補光していたため、全く疑わなかったのだ。

そこで金曜・土曜の真夏日に、朝たっぷり補水させてからベランダに投げ出した!

結果は・・・

画像のように
葉も茎も元のサイズに戻っており、葉の色もツヤのある濃緑色に!

今回の「ローズマリーが痩せ細ってきたら、水切れ・日光不足を疑え!」は、私の知識の引き出しには無かったことなので、ここに備忘録として残すことにする。

園芸の基本は大切だが、個々の状況に応じた対処法を見つけるのは試行錯誤・疑問へのチャレンジが大切だと痛感した。